社員インタビュー


2015年入社 T.O
部署の業務内容と担っている役割

「貯蓄から投資へ」の流れを受け、
富裕層向けに有価証券担保ローンのサービスを提供
所属するプライベート・バンキング一部では、上場企業オーナーをはじめとした富裕層顧客を対象に有価証券担保ローンのサービスを提供しています。富裕層の方がわざわざお金を借りるのは少しイメージが難しいかもしれませんが、様々な事情で「売れない・売りたくない」運用資産を持っているお客様は意外に多く、そういった方に対して有価証券を担保に資金調達の手段を提供できるのは、野村グループに所属している当社ならではの強みだと感じています。また、最近では日本でも「貯蓄から投資へ」の流れができつつあり、今後も長期投資を前提とした運用の広がりが想定されることから、有価証券担保ローンのニーズもより高まってくるものと考えています。
やりがいを感じる瞬間
当初は業界の全体像を把握しきれず苦戦するも、 徐々にビジネスの面白さに気づかされた
お客様から感謝の言葉をいただいたときはもちろんですが、自分の思い描いた通りに仕事を進めることができたときは非常にやりがいを感じます。「どのようなスキームであればお客様のニーズを満たすことができるか」を考え抜き、そのスキームの実現には何が必要かを整理したうえで、課題点があれば1つずつ改善策を考えていく。このように現在の業務においては自分がタクトを振って案件組成から融資実行まで執り進めることが求められており、お客様だけではなく社内外の関係部署との連携も重要となります。当初は業務の全体像を理解できず各担当者とのコミュニケーションに苦労しましたが、自分の考えをもとに周囲を動かし、スキームを実現できるようになった時はビジネスの面白さを実感できた瞬間でした。
所属部署・グループの雰囲気

プロパー社員以外のメンバーも多い部署。
様々な知見に大いに勉強させられる毎日
プライベート・バンキング一部は二部と合わせて50名ほどの組織となっており、そのうちフロント担当者は30名程度です。フロント担当者のバックグラウンドは様々で、新卒採用社員に加えてキャリア採用社員や野村證券からの出向者もいます。現在の業務はある程度個々人が裁量をもって案件を進めることができるので、それぞれの強みを生かして営業活動を進めている状況です。
私自身は新卒採用社員ですので、他社を知るキャリア採用社員や出向者の経験・知識は非常に勉強になります。そういった社員と一緒に働きながら、どのように自分の強みを出して案件を獲得するのかを考えるのはこの業務の面白い点の1つだと思います。
野村信託銀行に入社を決めた理由

「この人たちと一緒に働きたい」就活中の直感は正しく、
入社後のギャップもゼロ
最も決め手となったのは「人」でした。就職活動時に何度か社員と面談する機会があったのですが、他の会社の方と比べて話しやすく真摯な印象の社員が多く「この人たちと一緒に働きたい」と思ったことが1番の理由です。
入社後もその点に関するギャップは無く、右も左も分からない新入社員時代の私にも、面倒見のいい先輩社員から丁寧な指導を受けたことが今の自分に繋がっていると感じています。
また、金融機関としては比較的少人数の組織であることから「若手のうちから経験を積める」と感じたことも理由の1つです。実際に私自身バック部署からフロント部署への異動を経験できたのも当社ならではのキャリアかと思います。
5年後、10年後のビジョン
クライアントへの提案力を強化し、当行のレピュテーション向上の一翼を担いたい
これまで富裕層顧客を相手に経験を積んできたなかで、今の自分の課題は「お客様への提案力」だと感じています。有価証券担保ローンでは解決できないお客様のお悩みもたくさんある中で、自身のビジネスには直結しなくとも、お客様が納得できる提案力を身につけられれば、自分自身の価値向上、ひいては野村信託銀行のレピュテーション向上に寄与できるのではないかと考えるようになりました。そうした提案力は一朝一夕で身につくものではないものの、幅広いプロダクトを扱う部署での実務経験を積むことで、少しでも将来自分の理想とする姿に近づけたらと思っています。その意味で「野村グループ」に所属していることは、選択肢の幅が広がる点で非常にメリットが大きいと考えています。

1日のスケジュール
出社
今日の予定を確認しつつ、メールチェック。午前中の外交準備も進める。
顧客面談
今後の融資実行スケジュールに関する擦り合わせ。
ランチ
面談の帰りに近隣でランチ。外交が無い日は大手町駅・東京駅周辺のお気に入りのお店へ。
社内業務
既存顧客対応のほか、夕方の融資稟議決裁の準備を進める。
融資稟議決裁
決裁者(役員)に対して案件説明を行う場。この決裁が下りないと新規融資や契約更新は行えない。
翌日の準備
明日の予定を確認し、必要な準備を整えたうえで退社。
- ※部署名・掲載内容はインタビュー当時(2025年2月)のものです。